Fairlady Zcar owner's network [FALCON] 最終型の純正HIDバルブの取付け |
最終型の純正HIDバルブの取付け (情報提供:このちゃん@408さん) |
別のページで汎用的なHIDの取り付け方を紹介しておりますが、
ココでは最終型に装備された純正のHIDの取り付け方を紹介します。
フェアレディZ32の弱点であるヘッドライトの暗さ!。
Z32オーナーのアンケートでも一番欲しいパーツとして位置付けられています。
しかし、HIDは高価なパーツです。少しでも安く取りつけたいですね!。
社外品のHIDユニットを取りつける方法が安い(2013年現在、約1万円)のですが、
最終型のHIDも人気が高く、ヘッドライトユニット毎交換するオーナーも少なくありません。
【注意】
※2013年現在最終型のHIDヘッドライトユニット(左右)セットは40万円近くします。
社外品のHIDのバラストやバルブなどのセットは1万円程度で購入可能ですので
圧倒的に社外品への交換がお勧めです。
HIDの価格比較
HID交換方法 | 価格 | ||
1 | 最終型の純正ディスチャージ式に 丸ごと交換する。 高いですが人気のある方法です。 最終型専用ライトでそれ以外に つけようとすると加工が必要 |
第6期ヘッドライトASSY両側:約\390,000 リレー、コントロール等約:\10,000 工賃:約\50,000 合計:40万円位(部品台のみ) 合計:45万円位(工賃含む) 工賃は参考程度にお考えください |
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2 | 汎用品ディスチャージ式に交換する。 これは交換も簡単で比較的安くHIDの 魅力を手にできる。HID交換のページへ 専用に加工されていますので、取り付けは 比較的容易 |
HIDバルブASSY:約¥10,000〜\30,000 自分で取りつけ可能 工賃:約\20,000 合計:約1万〜5万円(部品台のみ) 合計:約3万〜7万円(工賃含む) 工賃は参考程度にお考えください |
ココでは最終型のHIDをユニットの値段の40万円程度で交換する方法を紹介します。
当然ですが、部品台のみの価格ですので、自分で取りつけることになります。
【注意】
※2013年現在最終型のHIDヘッドライトユニット(左右)セットは40万円近くします。
作業手順
1、ライトユニットを取り外す。(取り外し方は「ヘッドランプの取り外し」をご覧ください。)
2、最終型HIDユニットを取りつける。
3、配線を加工する。
以上の3点です。
ココでは主に配線加工を紹介します。(情報提供:このちゃん@408さん)
第1期〜第5期のヘッドライトは ハロゲンバルブを取り外すと当然ですが、 車体側にはコネクタがあります。 ライト用のコネクタは ・HIビーム用(+、−)コネクタ(黄丸) ・LOWビーム用(+、−)コネクタ(赤丸) があります。 写真はヘッドライトユニットを取り外した状態 |
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最終型HIDバルブ側にもコネクタがあります。(赤丸) がHIビーム、LOWビームが分かれていません。 1つしかありません。 従って、第6期の純正HIDバルブを それ以前のZに取り付けようとすると配線加工が必要です。 このコネクタの中を見ると3つの端子があります。 この3本の役割は 赤線:Hiビームの+ 緑線:Lowビームの+ 黒線:アース−(Hi-Low共用) となっています。 プラスラインでHIとLOWを切り替えています。 ちなみに、青丸はバラストと呼ばれるバーツです。 |
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さて、第6期のヘッドライトユニット(1コネクタ、3端子)を それ以前のZ(2コネクタ、4端子)に接続する為に 第6期のHID側の端子を4つにします。 HI、LOW共用のアース線を独立させます。 加工方法は以下のようにします。 赤線:Hiビームの+ 黒線@:Hiビームの− 緑線:Lowビームの+ 黒線A:Lowビームの− と言う感じにマイナス線をHI、LOWで独立させます。 これで端子数が4つになりました。 写真(赤丸)は1つのコネクタですが、 マイナス端子を独立させて中は4端子となっています。 注意! さて!これで4端子になったので 繋ぐぞ!とあせってはいけません!!。 このまま直接繋げてはいけません!。 |
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図のように 3端子をマイナスを分岐して4端子にします。 |
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この配線図は最終型以前の配線図です。 青丸がLOWビーム、赤丸がHIビームです。 @、AがHIビーム側のコネクタ(2端子)(B、C同様) D、EがLOWビーム側のコネクタ(2端子)(F、G同様) と考えてください。 |
HIDtune.jpg クリックすると大きくなります。 |
これがHID用の加工配線です。 @、Aはどちらの配線図も同じですので、そのままコネクタに 配線してください。(B、C同様) 青丸の中の黄色丸がリレーです。 D、Eが車体側のLOWのコネクタに繋がれます。(F、G同様) Hをバッテリーのマイナスへ、Iをバッテリーのプラスへ 直接繋げます。(J、K同様) 左右行いますので、リレーは2つ用意します。 以上で最終型の純正HIDヘッドライトユニットの取りつけは 完了です!。簡単ですね!。 リレーを使って、HIDへの電源供給はバッテリーから直接 ライトのON、OFFのタイミングを今までのライトのコネクタから 供給します。 |
HIDtune2.jpg クリックすると大きくなります。 |
参考図2(提供:とおるっち@1933さん) リレーを使わずに直接車体のコネクタと接続した場合の 可能性を掲示板にアドバイスをいただきました。 車体コネクタに直接配線した場合、 ヒューズが切れやすくなる可能性があります。 HIDの点灯初期電流は20A前後です。それから30秒位かけて徐々に 3A前後に下がるので、確かHIDのヒューズは20A、 それ以外は15Aだったと思います。 ちなみに通常のバルブは点灯時15A位(定常時の約3倍) ですが一瞬で定常時の5Aに収まります(1秒以下?) ヒューズは一般的に 定格の10%越えで切れない 定格の30%越えで1時間で切れる 1.5倍?30秒程度で切れる 2〜3倍?10秒程度で切れる 3〜5倍?1秒程度で切れる ように作られています。 定格電流オーバーはストレスとなって 蓄積されていくので通常よりも切れる 周期が短くなると思います。 とはいってもすぐに切れるわけではないですが・・ 後は配線が劣化していてHIDの点灯時に 不安定になって高速点滅or点灯しない事も有ります。 現状点灯しているので特に急ぐ必要は無いでしょうし、 ヒューズが切れやすいって事だけ (どれくらいかはなんともいえません・・) 認識していれば現状のままでも問題ないと思います。 一応配線を左図にまとめて見ましたので見てください。 (分かりやすい基本的な奴にしました。) リレーは4極の奴でコイルの端子と接点の端子に別れます。 コイルに通電すると接点を電磁石で吸引して 接点がつながる仕組みです。 リレーに模式図と端子番号が書いてあるので 番号をよく確認してつなげば大丈夫と思います。 |
使ったのはHIDユニット以外にリレーが2つのみ!。 ハーネスを交換したり、工賃を取られることはありません。 お試しください!。 ここで使用するリレーはこれです。 日産の純正のライト用のリレーです。 新品の値段は数百円です。Z用でなくても日産車であれば いろんな車に使われていますので、 解体屋に行けば、ただ同然です。 リレーの繋ぎ方は「4灯同時点灯」も参考にしてください。 |
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これだけで最終型のHIDユニットを取りつけ可能になります。 どこのショップも最終型への加工は同じようにしております。 |
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