Fairlady Zcar owner's network [FALCON] プッシュ式エンジンスタートボタン |
AQUA製プッシュ式スターターキット プッシュ式エンジンスターターボタン Z32、Z33、R32、R33 |
プッシュ式スターターキット | |
AQUAさんの プッシュ式スターターキットのボタンを 取り付けたZ32です。 |
2輪の世界ではずいぶん昔からプッシュ式のスタートです。 2輪の場合は、キーをONにしてから、スタートボタンを押しますね。 ※これは、始動時の安全性を考慮し両手でハンドルを持った状態で エンジンがスタートできるようにする工夫ですね。 車の場合は、ブレーキを踏むという安全が確保されているため わざわざ、キーをONにして、別のスイッチを押すという手間を取らなくてもいいため キーにて、直接セルを回すことが普通でした。しかし、車は進化し キーがなくてもエンジンが始動できるようになりました。 最近の車は、いわゆる「溝付きキー」がありません。電子的なキーとなっており キーをひねってセルモーターを回す習慣もなくなりつつあります。 Zシリーズでは、Z34からボタン式のスターターとなっています。 Z32やZ33に取り付けることができまないか? あるZオーナーより取り付けの問い合わせがあり早速検討を開始しました。 今回協力いただいたのは、長野県松本市にある「AQUA」さんです。 「AQUA」さんはセキュリティ関連のショップですが、 車の電装系に関してほぼすべての取り付けをしてくれるショップです。 長野県以外にお住まいの人にはなかなかお邪魔するのが難しいですが、 通販も行っているので取り付けに自信のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか? ここでは、Z32をプッシュ式エンジンスターターにする方法をご紹介します。 |
【プッシュ式エンジンスターター機能】 基本的に単純にはボタンスイッチさえあれば、配線加工のみでボタンでセルは回せます。 「エーモン」さんのHPで紹介されています。しかし、これでは、2輪と同じですね・・ キーをONの状態まで回して、スタートボタンを押してセルを回す方式です。 最近の車(Z34)と同じく、キーなしでACC、ON、スタートを制御したいですね。 「AQUA」さんのプッシュ式のスターターキットを紹介します。 このプッシュ式エンジンスターターは以下の機能を備えています。 ブレーキを踏まずにスタートブタンを押すと "ACC"→"ON"→"OFF"を繰り返し、エンジンはスタートしません。 ブレーキを踏んでスタートボタンを押すと、セルが回りエンジンが始動します。 停止する場合もブレーキを踏んだ状態でストップボタンを押すとエンジンは停止します。 純正のスタートボタンと同じような制御が可能です。 |
【取付け方法】 | |
AQUAさんのキット |
取り付けに関しては基本的に以下の作業が必要です。 1、スタータースイッチの用意 2、イグニッション周りの配線加工 しかし、これをセットにして通販してくれるのが「AQUA」さんです。 スタータースイッチと配線周りをコネクタ化したものがセットになっています。 イグニッション周りの配線加工は最小限で、取り付けのみを行えば作業は完了します。 AQUAさんにZ32用の年式を伝えると、それに合ったコネクタを作成して送付してくれます。 ※年式とエアバック有無でコネクタが違う用です。 |
【取り付け方法】P2側配線 早速取り付けです。 イグニッション周りを取り外し、配線が必要です。 イグニッション周りの取り外しは 「キーシリンダーライト」を参考にしてください。 P2側の配線接続を説明します。 左は付属の接続説明書を Z32用に書き直しました。 これは配線がよくわかる人向けです。 左の図のように配線します。 キット本体から出ている線を 左の図のように、キーシリンダー側のコネクタ あるいは車体側のコネクタのどちらかの 線に接続します。 ※配線接続はコネクタを外した状態で 行ってください。 ※Z32はスターター線が2本あります。 キット本体からは1本しか出ていません。 その場合は、リレーにて分岐して接続します。 フェアレディZ33や スカイラインR32、R33についても同様の配線機能に 接続すれば動作します。 この図はセキュリティに関する情報のため Zオーナー限定情報としてログインして ご確認ください。 |
【コネクタ取り外し】 キーシリンダーコネクタはステアリングシャフト右側にあります。 キーシリンダーの裏をたどるとすぐにわかります。 繰り返しになりますが、キーシリンダーをONの状態で コネクタを取り外します。 写真は「キーシリンダー裏のコネクタ」を外した状態です。 「キーセンサーコネクタ」も取り外します。 |
【配線接続】P1側配線 次に、P1側の配線を行います。P1側は3本接続が必要です。 ・ブレーキランプ(オレンジ) ・アース(黒) ブレーキランプ(オレンジ)は写真の配線に割り込み接続を行います。 赤黒(ブレーキラインプラスコントロール)のラインです。 ・セキュリティ(黄色)→任意 このラインの接続は任意です。 セキュリティシステムには以下の機能があります。 「セキュリティシステムが動作している時にマイナス信号が出ます。 他の装置と併用する場合に接続します。」 例えば、エンジンスターターなどセキュリティ動作中に動作してほしくない 機能がある場合に接続します。 この機能を利用する場合に接続します。 詳しくは「盗難防止システム「ホーネット」の取付け」を 参考にしてください。 |
【動作確認】 配線が完了したら、コネクタを接続し動作確認します。 動作確認はキーを差し込んだ状態で「ON」の位置で キット本体の動作を確認します。 ※左の説明書ではいきなりキーを切断していますが 切断する前に、通常状態で動作確認をしてください。 【動作確認手順】 ブレーキを踏まない状態 1、ボタンを押す→ACCになる 2、再度ボタンを押す→ONになる 3、再度ボタンを押す→OFFになる ブレーキを踏んだ状態 1、ボタンを押す→エンジンが始動する 2、再度ボタンを押す→エンジンが停止する ※上記の動作が正常に行われない場合は 接続に問題があります。再度確認してください。 【動作動画で確認】 動作動画を下記に掲載しておりますので 動作イメージを確認してください。 下記の動作動画のボタンはZ34純正ボタンに変更していますが 動作のイメージは同じです。 |
【お勧め】専用配線コネクタ キットを購入する際にZ32用のコネクタを注文すれば 左の図のようにZ32用のコネクタ配線されて届きます。 ※これはお勧めです。 キーシリンダー裏のコネクタを取り外して 図のようにプッシュ式スターターの本体のコネクタを 間に入れるだけです。 配線が必要なのは、P1から出ている3本線です。 ・ブレーキランプ(オレンジ) ・アース(黒) ・セキュリティ(黄色)→任意 アースは適当に金属部に接続してください。 セキュリティ配線は、セキュリティ製品と併用する必要があります。 セキュリティ製品を使わない場合は配線の必要がありません。 |
【スタートボタンの設置】 正しく動作すれば、後は写真のボタンスイッチの 位置を決めてボタンを張り付けるのみです。 キットのボタンは非常に良くできています。 写真の通り、まるで純正のようです。 非常に見た目もよく、ボタンを押した感触も良好です。 LEDは青色です。ボタン全体が発光しませんが 夜間はうっすらと青で光っています。 全く違和感ない状態です。 ※注意! この状態で裏にキーシリンダーがあります。 キーシリンダーにはキーの先端部が入っています。 キーが入っていない状態ですとハンドルロック、AT車の場合はシフトロックが 作動しますので、エンジンの始動、停止が出来ても動かせません・・ その為、キーが入っています。 ※車検上ハンドルロックは必要です。参考情報としてご覧ください。 また、スタートボタンについてもブレーキを踏むとエンジンが始動可能です。 この状態ではセキュリティ上問題があります。 スタートボタンを押してもエンジンが始動できない状態を作る必要があります。 この製品は単独で利用するのではなく、 セキュリティ製品との組み合わせがが必須です。 P1側の「・セキュリティ(黄色)」線の接続は必須です。 「盗難防止システム「ホーネット」の取付け」 をご確認ください。 |
【取付け応用編】 | |
設置場所・・純正のキーの位置に設置します。 |
【日産純正ボタンを利用する】
応用編として日産純正のZ34のスタートボタンを利用します。 ボタン機能として次の機能が追加になります。 インジケーターLED LOCK・・セキュリティが動作していることを示すLED ACC・・・ACCの場合に点灯するLED ON・・・・ONの状態の場合に点灯するLED Start/Stop・・スイッチが動作可能な状態の場合に点灯するLED |
【動作イメージ動画】
動作イメージを動画でご紹介します。 ここでは日産純正(Z34)ボタンを純正キーシリンダー位置に設置しています。 純正キーシリンダー位置への設置は上記とは違い難しくなります。 また、純正ボタンの各LEDを動作させるには、配線加工も難しい作業になります。 「AQUA」さんでは、車両持ち込みでの作業で、日産純正ボタンの施工をしていただけるようです。 お問い合わせください。 ここでは、セキュリティ上の問題を考慮し公開できません。ご了承ください。 設置方法については事前にFALCON管理グループまでお問い合わせ頂き ご検討ください。 FALCONでは、この設置方法、配線を検討し完成させました。 この動作動画はFALCON管理グループ車両での動画となります。 @Start/Stop(ブレーキ連動) AENGINE(ブレーキ連動) BLOCK(セキュリティ連動) CACC(ACCがONの時) DON(ON状態の時) @・・・このボタンが有効になるタイミング(ブレーキを踏んだ時)に点灯します。 A・・・@と同じ点灯タイミング B・・・セキュリティと連動して点灯します。 セキュリティ製品のLED点灯をここに切り替えることにより 純正と同じような動きになります。 C・・・ACCがONになっているときに点灯します。 D・・・ONの状態の時に点灯します。 ※この車両はキーシリンダーを外した状態でハンドルロック、シフトロックが がかかるように加工しております。参考情報としてご覧ください。 |
【おまけ】 | |
【キーが必要なくなりました・・】 上から ・Z32専用チタンキー ・メインキー(黒) ・サブキー(赤) 長年Zとともに連れ添って来た3本のキーですが、 この施工でキーが必要なくなりました。 これまでキーが必要な場面は以下の通りです。 @ドアを開ける場面 Aトランクを開ける場面 Bエンジンをかける場面 このキーを必要とするすべての場面で以下の施工でキーが必要なくなりました。 @キーレスエントリー取り付け→「盗難防止システム「ホーネット」の取付け」 Aトランクオープナー取り付け→「盗難防止システム「ホーネット」の取付け」 Bプッシュ式エンジンスターター取り付け→「このページ」 すべて、リモコン1つで動作可能となりました。 セキュリティのリモコンを持っていればすべてが可能となりました。 この特徴的な(贅沢な)Z32専用のキーを携帯しなくなる日が来ました。 |
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