Fairlady Zcar owner's network [FALCON] 点火系リフレッシュ(プラグ、イグニッションコイル) |
点火系リフレッシュ! レポート作成協力 スプリットファイアジャパン |
点火系のリフレッシュについて | |
今回のリフレッシュポイントは点火に直接関係する点火系パーツ、プラグ、イグニッションコイルです。 ともに走行距離が伸びてくると劣化し、パワーダウン、トルクダウン、燃費の悪化、回転不良に関係するパーツです。 |
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【イグニッションコイルについて】 | |
Z32は純正でダイレクトイグニッションコイルシステムが採用されています。 ダイレクトイグニッションコイルシステムとディストリビューターを介する アナログ的な古風なシステムとの違いは いまさら説明する必要もないでしょう・・・ さて、イグニッションコイルの役目は バッテリーの電圧を増幅させるのが役目です。 バッテリーの電圧を増幅させ、 ECUの指示によりプラグに高電圧を供給しています。 走行距離が伸びてくるとコイルも劣化し、 プラグに安定した電圧を供給できなくなる可能性があります。 イグニッションコイルも劣化します。 点火不良の原因として、コイルも原因となりえます。 さて、今回スプリットファイアが開発した、 「スプリットファイアスーパーダイレクトイグニッションシステム(Di)」 を試してみたいと思います。 このコイルの特徴は純正コイルの弱点である、中高回転時の電圧低下による エネルギーロスを防ぎ、パワーダウンを防ぐのが目的で開発されています。 純正コイルと違うのはコイルの巻き数の変更と 鉄芯材質の変更が主な変更点のようです。 特徴 1、エンジン出力、トルクの向上 2、不完全燃焼の低減 3、燃焼効率アップによる燃費の向上 4、VGエンジン専用設計でボルトオン装着可能 |
Z32のプラグ&コイル交換方法 取り付け取り外し方法 |
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イグニッションコイルとプラグの交換は下記の要領で 同時に行います。 【位置の確認】 まずは位置の確認からですが、 この写真はVGエンジンを真上から見た写真です。 取り付け後の写真ですので、青いコイルが見えます。 赤丸の部分がコイル&プラグの位置です。 番号が@〜Eまでついています。 @〜Cは直接コイルが見えていますので そのまま取り外し作業可能ですが、 D、Eは黄色のバランスチューブが邪魔で 取り外しができませんので、 バランスチューブを取り外す必要があります。 |
【バランスチューブの取り外し】 バッテリー側(助手席側)から見た写真ですが、 バランスチューブを動かすには 赤丸の部分のネジをはずします。 また、黄色い矢印の下に アースの配線があり、これもはずします。 このアースをはずさないとコネクタが 抜けないのでわかると思います。 |
運転席側から見た写真です。 ここも赤丸のネジ部をはずします。 上記のネジをはずすと バランスチューブが何とか 動くようになります。 とはいっても、取り外しはできません。 何とか動く程度です。 この程度でコイル、プラグ交換は可能です。 【注意!】 バランスチューブはある程度動きますが あまり激しく、強く動かさないでください。 バランスチューブに取り付けられた 配管が外れたり、ゴムチューブが 破れたりする可能性があります。 指定のネジを外しても作業しにくい場合は 配管を取り外したりする必要があります。 その場合は、ゴムの配管を再利用せずに 新品に取り替えることをお勧めします。 |
【注意!】 バランスチューブを取り外すと 取り外した部分には穴がありますので この穴の中に異物を落とさないように 注意してください。 なにか目張りをしたほうがいいと思います。 また、バランスチューブには ゴム製のガスケットがついています。 取り外すとわかりますが、 硬貨してつぶれていますので 再利用はせずに取り替えてください。 純正部品番号は下記の通りです。 3つのガスケットが必要です。 ・14033−30P05(ガスケット大2個)\960 ・14033−30P06(ガスケット小1個)\390 意外と高い・・・・ |
【コイルコネクタの取り外し】 イグニッションコイル付近を 拡大した写真です。 イグニッションコイルには コネクタが取り付けられていますので このコネクタを取り外します。 また赤丸のネジを取り外します。 |
【コイルの取り外し】 後は、上に引き抜くとコイルが抜けます。 コイルが抜けると奥深くにプラグの頭が 見えます。 【注意!】 この中に異物を落とさないように 注意してください。 |
【イグニッションコイル】 さて、次は取り外したコイルを見てみましょう。 当然ですが、コイルは内部にあるため 外観上はほとんど変わりません。 内部以外は純正と寸分違わぬ形状です。 スプリットファイアのコイルの品質や外観は 純正と同等のようです。 コイル部が青いのが特徴です。 ステーはそのまま使いますので 純正から取り外して付け替えます。 |
【取り付け完了】 コイルの取り付けは 取り外しの逆の手順で 取り付けます。 写真は取り付け完了例です。 |
インプレッション! | |
写真はイメージ写真です。 |
さて、取り付けが完了しましたらお楽しみのインプレッションです。 エンジン始動!「一発始動!」いい感じ! 「お!アイドリングが高い!?」・・・当たり前です。 エンジンが冷えていますから・・・普通でした・・・ 交換後の始動がうれしくて、勘違いしました・・・・ さて、水温が上がってきましたので、車を動かします。 「お!軽い!?」停止からの発進が軽い感じがします。 3000回転付近からのトルクが増した気がします。 このあたりは感覚的なものです。 高速に乗ってチョットアクセルを踏んでみよう! 「おお!キックダウンの前のアクセルのみの加速が違うぞ!」 アクセルのみで「ググ!」と加速する。 「速いぞ!、あれ?排気音が少し違う気がする。」 休憩・・・アイドリング中 「お!タコメーターが600回転付近でピタ!と一定!」 少しの揺れもないな〜。 |
写真はイメージ写真です。 |
帰宅後、冷静に分析・・次の効果を確認できました。 ・アイドリングの安定 ・停止発進のトルク向上感 ・3000回転付近のトルク向上感 これはプラグ交換の効能でしょう。 やはり純正プラグの劣化の影響はありますね・・・ ・高速走行でのパワー向上感 これはスプリットファイアのコイルの影響でしょう。 点火系のリフレッシュは思っていたより効果を発揮! プラグ交換の効果はある程度期待していた通りですが、 高速域でのコイルの効果は期待以上。私の純正コイルが悪かったのかな? 高速域での加速の速さはZ32の得意分野ですが、 さらに加速感が高まりました。 プラグ交換+スプリットファイアコイルのダブルの効果! 点火系リフレッシュはプラグ+コイルで決まりですね。 |
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