Fairlady Zcar owner's network [FALCON] ブレーキパッドの交換 |
ブレーキパッドの交換 |
注意!危険!注意!危険!注意!危険!注意! | |
作業に関する注意! ブレーキに関する作業は特に注意してください。 ブレーキは車を停止させる最大の安全装置です。 作業に関しては必ず、慎重に行い、 自己責任でお願いいたします。 当HPはすべて責任を負いかねます。 一切の苦情、問い合わせをお断りします。 |
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注意!危険!注意!危険!注意!危険!注意! |
フロントブレーキの巻(2000/12/2) |
まずは左の絵で ブレーキの構造をご理解ください。 この作業で必要なのは以下の物です。 【部品】 ●新品ブレーキパッド:8000円〜12,500円(純正程度部品) ●ディスクシムグリース(日産純正:4100303P25):200円 【工具など】 ●19mmのめがねレンチ(キャリパーはずし) ●10mmのめがねレンチ(キャリパーはずし) ●ペンチ(クリップはずし) ●ピストン押し下げ用汎用クランプ(500円〜1000円程度) ●作業用軍手 ●ブレーキクリーナー 上記のような工具(セパレーター)があると キャリパーをはずさずにピストンの戻しができます。 |
リアブレーキの巻 (2001年6月16日) |
まずは左の絵で ブレーキの構造をご理解ください。 この作業で必要なのは以下の物です。 【部品】 ●新品ブレーキパッド:8000円〜12,500円(純正程度部品) ●ディスクシムグリース(日産純正:4100303P25):200円 【工具など】 ●17mmのめがねレンチ(キャリパーはずし) ●ペンチ(クリップはずし) ●ピストン押し下げ用汎用クランプ(500円〜1000円程度) ●作業用軍手 ●ブレーキクリーナー 上記のような工具(セパレーター)があると キャリパーをはずさずにピストンの戻しができます。 |
フロントブレーキの巻 |
ブレーキパッドの交換です。 パッドは8,000円くらいなのですが、 工賃が高い!。10,000円くらい取られます。 自分で十分できます。 作業時間はフロントのみで2,3時間です。 【注意】 ブレーキ周りはブレーキダストが付いていますので 手がかなり汚れます。 |
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矢印の先がパッド部分です。 ほとんどありません。 危険です。 これくらい減るとパッドセンサーが鳴きはじめます。 パッドにはパッドセンサーが付いています。 センサーは金属の棒で、パッドが減ると その金属がブレーキローターに接触し 金属同士が擦れ合う音がします。「キー、キー」 この音が走行中、ブレーキ中にすると 交換次期です。 |
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ブレーキキャリパーを外します。 ブレーキキャリパーを裏から見た写真です。 ブレーキキャリパーは赤丸のボルト2本(19M)で止まっています。 赤丸2本で外れます。 しかし、ブレーキホースが鉄のホースの為、 外した後にキャリパーが自由に動きませんので、 黄色丸のホースを固定しているボルト(12M)を外します。 【注意】 この赤丸のボルトがかなりの力で締められています。 かなり硬いです。がんばってください!。 |
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ボルトを外すとキャリパーとローターが密着している為 キャリパーはガクガク動くのですが、 キャリパーがローターからすぐには外れません。 まずは、キャリパー構成部品を見てください。 このような部品で構成されています。 ブレーキキャリパーはキャリパーとその裏に 2枚の金属の薄い板が付いています。 |
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まずは赤矢印の棒(パッドピン)を外します。 ただ引き抜くだけなのですが、 黄色の矢印のようにクリップが刺さっています このクリップを抜けば赤矢印の棒が引き抜けます。 上下2本とも同じ要領で棒を抜きます。 上記の構造図を良く見ると作業方法がわかります。 |
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赤矢印のキャリパーの裏についている金属の板を 抜きます。ペンチ等ではさんで抜きます。 これを抜くとやっとキャリパーがローターから離れます。 |
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やっとローターから離れました!。 | |
取り外したブレーキパッドです。(左) 新品(右)と比べてみてください。 私のパッドはかなり偏減りしています・・・ このような状況のときはキャリパーのオーバーホールを お勧めします。 キャリパーのオーバーホールに関しては別ページを ご覧ください。 ちなみに赤丸が磨耗センサーです。 パッドセンサーがローターに当たると 「キーキー」と音が鳴りパッドが減っているのを 知らせてくれます。 ここでは、編磨耗している為センサー側のパッドが 残っている為磨耗センサーの意味がありません?!。 |
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ここが問題です。 パッドが減っているということは、 ピストンが出ているということである。 このピストンが出ている状態では 新品のパッドは入りません!。 ピストンを下げる必要があります。 右下のピストンは下げた状態です。 ここまで下げなければ新品パッドは入りません。 どうやって下げるのか?。 |
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キャリパーのピストンを下げる専用道具(セパレーター) もありますが、 左写真のような簡単は道具でピストンを下げることができます。 ホームセンターに売っています。(汎用クランプ:¥700程度) これで、4つのピストンすべて下げます。 |
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ここで注意が必要です。 ブレーキフルードを確認してください。 キャリパーピストンを下げるとブレーキフルードが戻ってきます。 ピストンが出ている状態でMAXまでフルードがあると、 左右で8つのピストンを全部下げるとブレーキフルードが あふれ出る場合があります。 |
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ピストン4つ全部下げました!。 これで新品パッドが入ります。 |
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1 2 3 |
新品ブレーキパッドを組み立てます。 ブレーキパッドに金属のプレートをつけますが、 そのままつけるとパッドと金属プレートが共鳴して キー、キーと音が鳴るため、 ブレーキパッドセットにはグリスがついています。 このグリスをつけます。 このグリスは耐熱効果の高いモリブデンのグリスです。 まず、パッドの裏に均一につけます(1)。 金属プレートをつけます(2)。 金属プレートをつけます(3)。 |
赤丸のところにも小さな部品を取り付けます。 組み立て完成です。 さあ、キャリパーに取り付けです。 |
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まず、赤矢印の下の棒をひとつつけた状態で ローターにセットして各部品を取り付けていきます。 パッドはセンサー付が車体側になるように取り付けます。 |
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最後にキャリパーのボルトを締め付けて完成です。 クロススプリングは取り付け方向に注意してください。 反対につけると鳴き、異音が出ます。 【注意】 完成後はエンジンを掛けブレーキを2,3度踏んでください。 ブレーキははじめはスカスカですが、2,3度踏むと 足ごたえ?(手ごたえ)が戻ってきます。 決して交換後すぐに走行しないでください!。 |
リアブレーキの巻 |
こんどはリアブレーキのパッド交換です。 交換に使用したのはTOKIKO製のパッドです。 6,800円と安いのが魅力です。 カー用品店で交換してもらっても工賃5,000円くらいになります。 交換にかかる時間は片側30分くらいです。 自分でやってみましょう。 |
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いや〜まったくないですね!。 これでも磨耗センサー音が鳴かないのはなぜ?。 |
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これが新品に取り替えた後です。 上と見比べるとびっくりするほど変わっています。 |
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まずブレーキキャリパーを外します。 この写真はキャリパーを裏から見た写真です。 丸の中の2つのネジを外すだけでキャリパーは外れます。 レンチのサイズは17oを用意ください。 |
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簡単に外れました!。 しかし、ブレーキダストで汚いですね!。 |
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さて、パッドを取り外しましょう!。 まず、矢印のクリップを抜き取ります。 ペンチで簡単に抜けます。 |
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次に、パッドを固定しているこの棒を抜き取ります。 1本抜いて、金属のプレートを外してもう1本を抜きます。 |
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パッドを外しました。取外してびっくり!。 また編磨耗しています。 よく見ると、片方はほとんどないのに、 もう片方はまだ残っていました!。 厄介なのは、磨耗センサーが付いている方がまだ残っているのです。 これでは、磨耗センサーの意味がありません。 両方が均等に減っている時はいいのですが、 編磨耗していると意味がないですね。 ですから、センサーが鳴かないから大丈夫だろう と思っていると痛い目にあうかも?!。 もう片方がまったくないことがあります。 |
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新品と比べるとやっぱり 両方ともかなり減っていました!。 |
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リアブレーキパッドの部品一覧です。 金属のプレートが2枚ついています。 |
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金属のプレートを組むときは、 パッドに付属のモリブデンのグリースを塗ります。 モリブデンのグリースを塗ると ブレーキの共鳴を防ぐことができます。 塗らないとこのプレートが共鳴して ブレーキが鳴きますので注意してください。 |
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さて、プレートを組んでみました。 グリースが塗られているので きれいに密着します。 |
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さて、出来上がったパッドをキャリパーに入れます。 しかし、ピストンが出たままでは パッドは入りますが、キャリパーを組むことは できません。 ピストンを下げる必要があります。 |
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フロントの場合と同じように このような汎用的な万力を使います。 (ホームセンターなどで¥500円くらい) だれでも入手できる道具で 簡単にピストンを下げることができます。 専用工具なんて要りません。 リアブレーキの場合写真の逆側が 少しやりにくいですが少しずらすとできます。 ご心配なく・・・。 |
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このように、ピストンを下げます。 これで、新品のパッドが入ります。 さてここで、ピストンの動きを確認します。 編磨耗するのはピストンの動きが悪いからです。 この状態でブレーキを踏んでピストンを出して、 また下げることを何度か繰り返します。 これでピストンの動きをよくします。 パッドはセンサー付が車体側になるように取り付けます。 |
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組みたてるのは取り外しの逆の手順で組んでいきます。 新品パッドを入れて固定棒を差し込んで 最後にクリップで固定します。 |
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